ツバで作動する「バクテリア電池」

これはすごい!

・・・けどまあ、まだ色々制約があるのでしょうね、きっと。

全てを紙で作る事ができれば・・・か。

【偉業】ペッと吐きかけたツバで作動する「バクテリア電池」爆誕! 安価でシンプル構造、使い捨ても可能で革命的すぎる!

2017.11.06 - TOCANA

http://tocana.jp/2017/11/post_14896_entry.html

(転載貼り付け開始)

   薄く、安く、使い捨て可能――。

  ペッと吐きかけたつばで作動する未来の電池に、海外メディアが注目している。

  (略)

   ところが近年、米ビンガムトン大学の研究チームは、従来の常識に

  一石を投じる革新的な電池の開発に成功したという。

  ■人間の唾液で発電

   研究チームが開発したのは、指でつまめるほど薄く、人間の唾液によって

  発電を行うバクテリア駆動の電池である。大学当局がYouTubeに投稿した

  動画によって、その独特な外見を確認することができる。

   まるで折り紙の手裏剣のよう、と紹介されている試作品は、ほんの少し

  つばを吐きかけるだけで、LEDのライトへ20分間にわたり電力を供給することが

  できる。むろん、電力の使い道はライトの点灯だけにはとどまらず、妊娠やHIV

  検査機器をはじめとして、血糖値の変化を記録するグルコースモニターのほか、

  救急救命に関する装置なども作動させることが可能だ。

   この電池は、従来の電池に付き物であった容器や電解液を必要とせず、

  紙と炭素と印刷用のワックスを主原料としている。したがって価格を安く

  抑えることができ、土壌や水道に毒性の化学物質が漏れ出す心配がなく、

  廃棄も容易だ。

   さらには組み立ても簡単であり、もし現地でつばを吐くことがためらわれる

  場合には、濁った水を使って電力を生み出すこともできるという。

  貧しさゆえに従来の電池を買うこともままならなかった発展途上国を例に取れば、

  これらの利点は大きな強みとなるだろう。

  ■過酷な条件下でも作動:残る課題は?

   一連の研究は、アメリカ発の有力科学誌「Advanced Materials Technologies」に

  掲載されたものだ。ビンガムトン大学に所属するチェ・ソクヒョン教授は、

  この目新しい電池の仕組みについて、メディアに向けて語っている。

  「電池には、エクソエレクトロゲン(Exoelectrogens)と呼ばれるバクテリア細胞が

   含まれており、露出した電極が外部から電子を取り込むための力を

   備えています」

  (チェ・ソクヒョン教授)

   教授によれば、バクテリア細胞にフリーズドライ処理を施すことで、

  長期保存も可能であるという。

  「この電池は砂漠のような、厳しい環境条件の下でも使用できます。

   みなさんが必要とするのは、凍結乾燥した細胞を水に戻し、

   活性化させるための有機物だけです」

  (チェ・ソクヒョン教授)

   使い捨て可能なバイオ電池として、実用化の展望は明るいが、いまだに

  課題も残されている。試作品が手裏剣のような形に組まれているのは、

  電力の密度を向上させるための工夫である。

   また、試作品には銅のテープや炭素繊維などの材料が含まれているため、

  ひとつあたり70セント(約80円)ほどの費用がかかる。バクテリアを含む

  核心部分はおよそ5セントの原価に過ぎないため、全てを紙で

  まかなうことができれば、著しく製造コストを引き下げることができる。

   問題の試作品は、ソクヒョン教授らが実に5年の年月を投じて

  完成にこぎ着けたものだが、彼のチームは2016年より、完全な紙製の

  電池の開発に取り掛かっているという。

  (略)

  (文=Forest)

(転載貼り付け終了)