【艦これ】24人のパベル提督

私は艦これが好きになりすぎて、ちょっとおかしくなってきたかもしれない。

毎日艦娘に触れているせいか、たまに艦娘が憑依するような感じになる時がある。

ノンフィックション小説『24人のビリー・ミリガン』では性格だけでなく性別や国籍、肉体的スキルまでもが違ったそれぞれの人格が入れ替わりながら一人の男性を動かしていく話だったが、最近私にもそういった別人格である艦娘が乗り移ってくるような時があるのだ。

例えば困難が私を襲った時には、彼女が乗り移ってくるようである。

『くっ、いいぞ、当ててこい!私はここだ!』

強気になれる、素晴らしい決め言葉だと思う。

多少の試練など物ともせず、あえて挑戦してさらに強くなるような気持ち。

武蔵が乗り移るとどんなものにも負けないような勇気が湧いてくる。

もし、さらに大きな困難にぶち当たり、ダメージを負った時には彼女の出番だ。

『痛いぞ!・・・だが、悪くない』

一旦はそのダメージを素直に受け止めながら、反射的にポジティブに考えられる。

少なくとも死という最悪の状態ではない。そこから工夫によって事態を好転させる事は出来るはずだという事を瞬時に思い出すことが出来るのだ。

若葉が乗り移る時の私は24時間寝なくても大丈夫、静かに好機を伺い、いざという時こそは 『この瞬間を待っていた!』 と最高の結果を残す事が出来る。

上司「で、苦情対応センターの奴が一人いなくなっちまったもんだからそこに送り込まんといかんだろ?だから丁度いいと言えばいいんだけどな・・・」

先輩「ええ、奴ならきっとメンタルが強いから、苦情対応センターでも生き延びていけると思います。私が保証しますよ」

「でも静岡から移動したいっていっても、大阪までの転勤って大丈夫なのか?家が愛知だからむしろ遠くなってるんじゃないか?」

「まあ東地区の静岡から家のある西地区に戻りたいっていう要望はかなえている訳ですからね。自宅から遠いのはしょうがないんじゃないですか?新幹線で通勤するか、また寮に住むかは奴次第ですので会社は関係ありませんよ」

「まあそうだな。会社としてはそれで社員の要望を叶えたという事になるからなあ。では早速・・・」

「あの、何の話ですか?」

「!!お前一体いつからそこに?」

「今さっきですが・・・それより家が愛知って、もしかして・・・」

「いや、聞き違いじゃないか?何でもないんだよ、何でも、ハハハ・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

『私を・・・・・・どうする気?』

やだ、不安を感じると、如月がでてきちゃう。